7/12にドイツの7月ZEW景況感指数が発表されましたので紹介いたします。
内容
- 7月ZEW景況感指数の結果
- まとめ
7月ZEW景況感指数の結果
経済への期待感低迷
7月ZEW指標はマイナス53.8ポイントでした。
2022年7月の最新調査で、ドイツの経済情勢を示すZEW指標は6月よりも25.8ポイント下落し、マイナス53.8ポイントになりました。
ドイツの経済状況に対する評価も大きく低下し、現在は前月の値を18.2ポイント下回るマイナス45.8ポイントとなっています。
この結果は、コロナ危機が始まった2020年3月に記録した値をさらに下回るくらいのひどい悪化です。
ユーロ圏の経済予測
ECBの利上げ発表、中国のさらなるコロナ関連規制などにより、景気の先行きはかなり悪化しています。
ユーロ圏の経済発展に関する金融市場専門家の期待値は、7月に23.1ポイント低下しました。
現在、マイナス51.1ポイントとなっています。状況指数は18.0ポイント減少し、マイナス44.4ポイントとなりました。
まとめ
ヨーロッパの経済の中心であるドイツの景況感がコロナショック時よりも悪いという結果が出てきました。
景気が悪くなり、インフレも酷いということでスタグフレーションになっている可能性があります。
景気悪くてもインフレが酷くて利下げもできません。
これは困った状況ですね。
以前まとめた経済の仕組みを復習し、今後起こりうるリスクに対して備えましょう。
経済のしくみ1
経済のしくみ2
経済のしくみ3
コメント