設備メーカーで働いていると、頑張ってる割に儲からない。ボーナスがなんだか低いとか思いませんか?
これは儲けの構造的な問題があると思います。
転職したことで、ブラック設備メーカーとホワイト企業との儲け方の違いが見えてきましたので解説します。
ざっくり要約
- なぜ設備メーカーは儲からないのか
- 最終製品を作る大企業の美味しさ
- 大企業の悩み
- 設備メーカーでの経験は活きる
- あなたの時間を取り戻せ
- 最後は行動するしかない
なぜ設備メーカーは儲からないのか
労働者思考の設備メーカー
設備メーカーは、お客様の要望に合わせた設備を製作し、生産ができる状態にして納めてその対価をいただいて稼いでいます。
計画、設計、製作、据付という人の手間がかかる部分を担当しており、キツイ仕事が満載です。予想外のトラブルも起こりやすく、思わぬ費用も発生しがちです。
そして、設備を立ち上げて検収されればそれ以上の利益は生まれません。
そのため、仕事を取りに行き時間を切り売りして稼ぎにいく労働者マインドになりがちです。
設備メーカーの大変さ
設備メーカーは、当たり前ですがお客さまが設備を買わなければ儲けは出ません。
そのため、仕事が少ない時期だと以下のことが発生します。
- 短納期でめちゃくちゃキツイけど、注文をとれる時に取る。
- 利益あんまりないけど注文を取る
- 開発要素があり、リスク高いけど見切り発車で注文を取ってしまい、巨大クレームを発生させる
結果として仕事の波の上下は激しくなるため、ブラックな労働環境になりやすく、残業が当たり前な職場になりがちです。
また、仕事がないからと言って金額だけデカくて薄利なハイリスク案件を受注しがちです。
成功し続ければいいですが、ひとたび失敗すれば巨大クレーム地獄に陥ります。
利益にならないし、深夜残業で特急対応せざるを得ません。
結果、頑張った割に利益が生まれにくい体質になるのです。
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