【解説】ソブリン債とは

Basic economics 経済

ソブリン債って何って疑問あると思います。
ゴブリンなら知ってるんだけど、ソブリンって何って感じだと思います。

……本日は、そんなソブリン債についてまとめていきます。

ざっくり要約

  • ソブリン債って何?
  • なんでECBの話でソブリン債の話題がよく出るの?
  • まとめ

ソブリン債って何?

 

ソブリンとは、英語で『sovereign』と書きます。
主権者、元首、君主、国王という意味です。
ソブリン債とは、主権者、元首、君主、国王が発行する債券という意味であり、
国や、政府機関が出している債権のことです。

国債となにが違うんか   という疑問あると思います。
国債との違いは、国債よりも範囲が広いことにあります。
ソブリン債には国債も含まれており、政府が発行した取引可能な借用書全般という感じです。
例えるなら、アンパンマンと言えばアンパンマンだけを指しますし、
アンパンマンのキャラクターと言えば、アンパンマン、食パンマン、ジャムおじさんなど、無数にでてきますね。
国債アンパンマンだとするなら、ソブリン債は、アンパンマンのキャラクター全般という感じです。

なんでECBの話でソブリン債の話題がよく出るの?

ECBEU中央銀行に当たる機関です。そのため、安定したインフレ率にするために様々な政策を行っています。
なぜ彼らはよくソブリン債の話をするかというと、EUは複数の国で構成されている共同体だからです。
1つの国であればその国の国債金利を調整できますが、彼らはそれぞれの国で発行する債券があります。
ドイツみたいな経済大国もあれば、ギリシアみたいに経済が大変な国もあります。
それぞれの国の債権はそれぞれの信用に基づいて金利が決まるので、その調節が大変なのです。
だから、彼らはよくソブリン債についてを気にしているのです。

まとめ

ソブリン債について分かりましたのでしょうか?
簡単に言えば政府機関の債権の事です。
意味は簡単でも知らないと経済の話が頭に入ってこないと思いますので、こういった言葉を押さえておきましょう。

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