今週の 8/29~ の投資展望について解説していきます。
ざっくり要約
- VIXは上昇トレンドに入った
- レイバーディ後の相場の変化に注意
- ドル円はアメリカ金利上昇により円安継続か
- まとめ
相場考察
VIX指数が上昇トレンド入り
VIXのMACDが8/18にゴールデンクロスを組んだ後上昇トレンド入りしました。
これ以降かなり警戒をしておりましたが、ジャクソンホール会議会期中でのパウエル議長の会見によりさらにVIXは上昇致しました。
今後、株式相場はかなり下がっていく可能性が非常に高いです。
VIXがどこでピークを付けるかを継続して観察したいと思います。
レイバーディ明けの相場の変化に注意
9/5にレイバーディ(労働者の日)があります。
レイバーディの後、お休み中であったヘッジファンドたちは新しい方針を持って相場に臨み始めます。
すなわち、相場の巨人たちが目覚め始めるのです。
ジャクソンホール会議でのパウエル議長のスピーチでは明確な強い利上げメッセージを相場に送っております。
このメッセージを受けてヘッジファンドたちから大きな売りが出てくる可能性があると思います。
大きな売りが出た場合、彼らの売りは1日では終わりません。
長い間をかけて売りが出続けますので、相場はとことんヤラれる可能性があるとおもいます。
ドル円について
パウエル議長が景気にかまわずインフレ退治のために利上げをすると発表したため、円安は継続すると考えられます。
インフレ率が2%に近づくにつれて円安は緩んでくるかと思いますが、まだまだ程遠いです。
まずは139円を超えられるか、ここを超えれず下がるかで今後のドル円相場の様相は変わると思います。
ドル円について解説した下記の記事も見てくださいね。
【解説】いつまで円安が続くのか
今週のイベント
8/30 (日本) 失業率・有効求人倍率
8/31 (ユーロ圏) 消費者物価指数(HICP)
9/1 (中国) Caxin製造業購買担当者景気指数(PMI)
9/1 (アメリカ) 米ISM製造業指数
9/2 (アメリカ) 雇用統計
まとめ
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言後、相場の雰囲気が一変したかと思います。
今後、キツイ下げがあるかもしれませんが、下げ途中で安いからと言って掴むことはやめましょう。
明確にVIXが下げトレンド入りしてから、相場で安い物を物色するようにしましょう。
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