2022年7月13日に発表されたCPIを解説いたします。
ざっくり要約
- 2022年6月CPIの結果
- 7月のFOMCで何が起こるのか
2022年7月CPIの結果
恐怖のインフレ
なんと、今回のCPIは前年比9.1%というとんでもない数字が出てしまいました。
こんなすごい数値見たことありません。
どうやら1981年11月以来の大きな伸びみたいです。
しかし、原油、ガソリン価格によるものが大きいです。
原油価格は、最近急に下がり始めましたので今月がピークで来月はインフレは落ち着く可能性はあります。
相場の影響は?
この結果は1981年11月以来の衝撃的な結果です。
VIXに注目し、VIXが上昇基調になるようでしたら相場はこの結果に悲観的なので大きな下落が来そうです。
VIXが上がらなければ意外と相場は動かないかもしれません。この場合、このインフレのピークは今月までで来月は落ち着くだろうという判断を相場がしてる可能性はあります。
あまり相場が下がらずに逆に上がると、CPIの結果で下がると見越したショート勢が焼かれて逆に踏み上げる可能性はあります。
今後の相場がどうなるか注目です。
また、じわじわとSKEWが上がってきてるのも気になります。上昇基調が続くようでしたらSKEWの動きも監視しましょう。
7月のFOMCで何が起こるのか
おそらく、75bpまたは100bpという利上げが来るかもしれません。
かなり大きな利上げが来ることを覚悟した方がいいと思います。
今のインフレが原油価格によるものが大きいですが、9.1%という結果をFRBは重く受け止めると思います。
まとめ
インフレはかなりヤバいレベルまで上がってきましたので、中央銀行が本気を出しそうです。
自分のリスクの取り方は適正なのか今一度考えてみましょう。
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