【解説】SKEW指数とは

Basic economics 経済

今回はSKEW指数について解説します。

ざっくり要約

  • SKEW指数とは
  • SKEW指数の使い方
  • まとめ

SKEW指数とは

相場の歪みを発見するツール

SKEW(スキュー)指数とは、シカゴオプション取引所が計算した相場の歪みを表す指数です。
未来に買う権利に対して未来に売る権利がどれだけ高いかを示してます。

SKEW指数の使い方

相場の警報器

SKEWの使い方例としては、「SKEWが高くなると、『今後株を売りたい!と思っている人が多い。』ということなので、売りたい人が増えていけばそのうち突然相場が荒れるかもしれない。だからSKEW指数の頃合いを見てポジションを事前に減らしておこう」といった使い方をします。

SKEWの変化を見よう

SKEWはただ高くなったらあぶないから逃げると言う使い方はしません。
SKEWが上がりから下降に変わる変わり目が危ないのです。ジェットコースターみたいですね。

ジェットコースターと同じようにSKEWが上昇後、一気に下降すると相場が荒れ、大混乱に陥ります。
なので、SKEWのMACDがデッドクロスしたら相場から一時撤退します。
このような状態では、売る権利を買いたい人が多くて売る権利が高くなってきており、売る権利を買う人が減っていることを示しております。
売りたい人があふれているような状況では株を買う人は居ません。
株を買う人がいなくなれば株価は下がってしまいます。だからSKEWが上昇傾向から下降に転じてきたら警戒するのです。

それに加えてVIXもゴールデンクロスしてたらかなり警戒です。私は大きくポジション減らします。

まとめ

VIXや、SKEWを見ながら常に何か相場の様子がおかしくないかチェックしましょう。
大損出さずに安い時に価値あるものを買うだけで利益は増えます。
大損を出さずに適正なリスクをとりながら相場と向き合いましょう。

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