私の経験を踏まえて、あなたの転職のロードマップを作成しました。
今回は、転職活動する中で分かった中途面接の攻略法を紹介します。
ざっくり要約
- 何を相手は求めているか
- 転職理由を上手く言い換えよう
- WEBテストを甘く見るな
- 彼を知り己を知れば百戦あやうからず
何を相手は求めているか
中途採用者に求められているもの
中途採用するにはエージェント費用などの莫大な費用がかかるため、企業にとっては中途採用は社員への大きな投資です。
それでは、何に期待して中途採用をするのでしょうか?
それは、中途採用者が短い期間で会社で活躍して利益を出してくれることを期待してるのです。
また、中途採用には大きなお金を投資するため、長く自社で働いてほしいのです。
採用者はこれらの事を重視して検討します。
これはとても重要なポイントです。
- 活躍の再現性はありそうか?
- 長く働いてくれそうか?
つまり、採用先の企業でも活躍し、転職者と採用企業との方向性が合致して長く働いてくれることを
採用者にイメージさせられれば転職者の勝ちです。
ここを押さえているかどうかで結果は明らかに変わってきます。
ご立派な経歴よりも『活躍』をイメージできるエピソードを
採用担当者は、空いてるポストにマッチングする人を採用したいと考えています。
そのため、『ご立派な経歴』だけを言われても、企業側の空いているポストにマッチングするイメージが湧かなければ相手には響きません。
ご立派な経歴よりも、相手が求めるポジションで活躍してくれることイメージさせる方が重要です。
- 置かれている状況から課題をみつけられたか
- 課題に対して何を考えるか
- どの様に行動したか
- どの様な結果を得たか
これらを話す方が、結果だけをアピールするよりずっと効果的なのです。
これが出来れば転職先での実力の再現性を相手にイメージさせる事ができます。
転職理由を上手く言い換えよう
離職の再現性をイメージさせるな
転職を考えている多くの人は、前職に対してネガティブなものを感じたために転職を決断した人が多いと思います。
しかし、それを面接でストレートに伝えるとどうなるでしょうか?この人は転職してもすぐに辞めるんじゃないかと思われる可能性が高いです。
採用のために高額な費用を支払ったのに すぐに辞められては大損害です。
採用者は会社から怒られるかもしれません。
そんな『辞めそうな人』、採用したくはないですよね?
ポジティブに言い換えよう
転職理由は必ず聞かれるため 避けては通れない質問です。
そこで、転職理由をポジティブに言い換えてみましょう。
例えばこんな理由があるとします。
頑張っても給料が低いし、給料が伸びないから辞めたい…。
これをウソをつかずに上手く本音をオブラートに包んで言い換えてみましょう!
給料が伸びない→事業に将来性がなく、利益が低迷している
このようにオブラートに包んでいきます。
先ほどの理由をオブラートに包んでみましょう。
産業構造の変化により 現在所属している業界の利益は低迷する一方であり、
将来性が心配なため転職を決意しました。
これなら、「利益が安定しているうちの会社なら辞めないだろうな」と思ってくれそうですよね。
WEBテストは甘く見るな
会社が課した最初の課題だ
「面接が大事だからWEBテストはどうでもいい」という人がいます。
本当でしょうか?
企業はどうでもよいWEBテストにお金をかけているのでしょうか?
いいえ、企業は必要性を感じているからお金をかけるのです。
どうでも良い物にお金なんてかけません。
転職者に、企業が求めるラインまでの基本的な力があるかをテストをしています。
特に大事なのは、パーソナリティの部分ですね。
この人は私たちの会社に合う人なのか これを判断するためのデータとして見ています。
何のWEBテストが来ても対応しよう
どのWEBテストが来るかは直前にならないとわからないので
全てのパターンを訓練しておきましょう!
SPI・TGWEB・玉手箱あたりがメジャーと思います。
これらはいつ試されても良いように事前に準備しておきましょう!
彼を知り己を知れば百戦あやうからず
ビジネスマン必読、孫子の兵法には『彼を知り己を知れば百戦あやうからず』という言葉があります。
私が最も好きな孫子の言葉ですが、相手の事をよく知り、自分のことをよく知れば負ける事はないという意味です。
就活も同じ事が言えます。
相手の求めるものをよく理解し、そこに対して準備をする。
自分のキャリアの棚卸をして、己の積み上げた経験を知り、自分の転職の軸を理解する。
これが出来ていれば、面接も怖くありません。
しっかりと準備をして内定を勝ち取りましょう。
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