【VIX下降中】2022年10月24日相場展望

Market prospects 投資展望

今週の 10/24~ の投資展望について解説していきます。

ざっくり要約

  • 恐怖指数が移動平均線を下回った
  • 恐怖指数が下がり続ける限り買い
  • 年末にかけてのインフレ率の発表に注目
  • まとめ




相場考察

恐怖指数(VIX)

VIXが移動平均線を下回りました。
これは長らく移動平均線で反発していた流れを変えるものです。
相場から恐怖が抜ければ、空売りの買戻しが始まりますので上昇相場に変わる可能性があります。
VIXが下がり続ける限り、買い戻していくのが良いかと思います。




インフレ率と金利

今月発表されたCPIは先月と同様で頭打ち感が出ております。
また、住宅市場も冷え込んでおり、建材価格は下がり、様々なものの需要は抑えられるでしょう。
そのため、今後インフレ率は抑えられてくると考えられます。
来月発表されるCPIでインフレ率が下がれば、利上げの終わりが見えてきますので、株価は反発するかもしれません。

しかしながら来月のFOMCでも利上げは発表されるでしょう。
その発表の中でテーパリングをほのめかしてくるようなことがあれば、さらに相場の後押しになるかもしれません。

ドル円

150円を突破し、為替介入が始まりました。
しかしながら、この極端な円安の原因は日米間の金利差です。
これが収まらない限り介入によって一時的に円高側に行ってもまた円安側に戻るでしょう。

しかしながら、アメリカのインフレ率が抑えられてきて、FOMCが金利上げの終わりをほのめかしてくれば為替相場の流れも変わるでしょう。
そのような状況になった場合で為替介入が行われた場合、円安の流れが終わり、円高側に行くきっかけになると思います。

このような流れになった場合、ドルから円に戻すことも検討に入れることも必要です。




今週のイベント

10/25 (ドイツ) IFO企業景況感指数
10/26 (アメリカ) 新築住宅販売件数
10/27 (アメリカ) 国内総生産(GDP)7-9月速報値
10/27 (ユーロ圏) 欧州中央銀行 政策金利発表
10/28 (日本) 失業率・有効求人倍率
10/30 (世界) G20首脳会議




まとめ

VIXをしばらく観察しましたが、移動平均線付近で反発せず、移動平均線の下側へ突入しました。
これは、VIXの下落の継続の可能性が高く、買い増ししても良さそうに思います。
利上げ中であり、景気後退が予測されるため、油断はできません。
しかし、反発の波に乗れる可能性もあるのでこれまでと違って少々買ってみても良いような気もします。
許容可能なリスクの範囲内で反発を狙ってみるのも面白そうですね。

今後も相場の動きに注目していきましょう。




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