【アメリカ】2022年8月 住宅着工件数

United States 時事

2022年9月20日に発表されたアメリカの住宅着工件数について紹介いたします。




新築住宅建設統計

建築許可件数

8月の建築許可によって許可された民営住宅は、季節調整済みの年率1,517,000戸であった。
これは、7月改定値の1,685,000を10.0%下回り、2021年8月の1,772,000を14.4%下回っている。
8月の一戸建て認可は89.9万戸で、これは7月の改訂値93.2万戸を3.5%下回っている。
5戸以上の建物の住戸の認可は、8月は57.1万戸であった。




住宅着工件数

8月の民間住宅着工件数は、季節調整済年率157.5万件であった。
7月改定値の140.4万戸を12.2%上回ったものの、2021年8月の157.6万戸を0.1%下回る結果となった。
8月の一戸建て住宅着工件数は93.5万件で、7月改定値の90.4万件を3.4%上回った。
また、5戸以上の建物については、621,000戸となっています。




住宅完成数

8月の民間住宅完成数は、季節調整済年率134.2万戸でした。
これは、7月改定値の141.9万戸を5.4%下回ったものの、2021年8月の130.2万戸を3.1%上回った。
8月の一戸建て住宅の完成率は101.7万戸で、7月改定値の101.3万戸を0.4%上回っています。
また、5戸以上の建物については、31.8万戸となりました。




まとめ

金利が上がって住宅着工件数が減少するかと思いきや、増加しました。
一方で先行指数となる建築許可件数は減少しております。
このデータから、今が住宅需要のピークであり、この住宅需要は先細りするように見えます。




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