2022年7月19日に発表されたアメリカの住宅着工件数について解説いたします。
内容
- アメリカの住宅着工件数の結果について
- まとめ
アメリカの住宅着工件数の結果について
米国の2022年6月の住宅着工件数は、前月比2%減の年率155万9000戸となり、昨年9月以来の低水準となりました。
価格と住宅ローン金利の高騰の中、住宅部門は冷え込んでいます。
一戸建て住宅着工件数は、8.1%減の98万2千件、5戸以上の建物の着工件数は、56万8千件でありました。
南部(4.8%減の82万5千戸)、中西部(7.7%減の21万5千戸)は減少しましたが、北東部(10.6%増の15万6千戸)、西部(3.7%増の36万3千戸)で増加しました。
まとめ
金利上昇により、住宅市場の落ち込みが始まってきました。
景気後退の始まりは住宅からよく始まるように思います。
金利上昇 ⇒ お金が借りにくくなる ⇒ 住宅が売れなくなる ⇒ 建材が売れなくなる ⇒ 人々の給料が減る ⇒ さらにお金が借りにくくなる
みたいな悪循環です。
この数字から見てもやはり景気後退は始まりつつありそうですね。
今後の相場は長期的に下げ目線です。適正なリスクを取るようにしましょう。
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