今週の 10/10~ の投資展望について解説していきます。
ざっくり要約
- 恐怖指数が再び上昇しそう
- CPI、FOMCで相場が荒れる
- まとめ
相場考察
相場は再び恐怖上昇中
一度恐怖指数のMACDがデットクロスしましたが、見事に移動平均線で反発し、再びVIXが上昇トレンド中です。
すなわち、まだ下げ相場は終わらないという意味ですね。
VIXデットクロスで小さく入って、移動平均線を突破できなければすぐに撤退を繰り返しながらエントリーポイントを探索するしかなさそうです。
小さな損失は必要経費でしょう。
キャッシュをまだホールドし、恐怖の上昇が止まるまで待ちましょう。
絶望相場の後にはお宝ポジションを集める絶好の機会がやってきます。
気長にこの相場を楽しみましょう。
恐怖指数の動き
恐怖指数は再び35を付けて押し返されてVIXが落ち着くのか、それとも恐怖指数は35を超えて40以上を目指すのか。
どちらのパターンもあり得そうに見えます。
まだ金融危機みたいな事は発生してないので35くらいでいったん落ち着くような気がしますが、
もし40を超えるのであれば、恐怖指数40は一つの大きなラインです。
ここを超えた場合、かなり相場はやられている状態になってますので、40を超えてVIXがデットクロスを組んだ場合それが相場の底だったという事が経験上多いです。
そこを目指してくれるのであればすさまじいビックチャンスになるでしょう。
ドル円
145円付近でうろうろしております。
財務省のけん制が相場内では意外と効いていそうです。
今週はCPIがありますのでドル円は荒々しく動く週になりそうです。
- CPIが上がれば、円安さらに拍車がかかる
- CPIが下がれば、円安ストップ
です。
CPIが上がってFOMCで利上げ発表の流れがあればかなり円安は進むでしょう。
しかし、CPIがもし下がるタイミングがあれば、円高を警戒しましょう。
もはやどちらに転ぶかよくわからない感じになってきております。
どちらかのポジションに偏りすぎるのも危険が気がします。
ドルを持ちすぎている人は、CPIの動き次第でポジション調整は必要そうです。
今週のイベント
10/12 (日本) 機械受注
10/13 (アメリカ) 米消費者物価指数(CPI)
10/14 (アメリカ) FOMC議事要旨
10/14 (アメリカ) 小売売上高
10/16 (中国) 中国共産党第20回全国代表大会
まとめ
今週はCPIとFOMCで大荒れになる事は間違いないです。
もはや現金ポジションが一番最高な感じです。
ポジポジ君にとっては一番きつい相場になるでしょう。
我々はヘッジファンドではないので、現金というポジションでも誰も文句は言いません。
この強みを生かして存分に現金握って待ってましょう。
利益を出すためには、当たり前ですが価値のあるものを安く買って高く売ることが大事です。
これからは安く買うチャンスです。現金を掴みつつ、良い株を見定めながら買うタイミングを待ちましょう。
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