2022年9月22日に発表された、FOMCの政策金利について紹介いたします。
ざっくり要約
- 雇用は絶好調
- インフレ率が依然として高い水準
- 委員会はインフレリスクに強い注意を払っている
- 今回の会議で政策金利を0.75%上昇(政策金利が3~3.25%になる)
- 連邦準備制度の証券保有の削減を継続
- 2%のインフレ目標に戻すことに強くコミットします。
9月FOMC決定事項
政策金利を0.75%上昇
7月のFOMCでの金利目標は、2.25〜2.5%でした。それに対して7月のFOMCでの金利目標は、3〜3.25%でした。
そのため、今回の金利上昇は0.75%となります。
連邦準備制度の証券保有の削減
7月と変更はありません。
財務省証券、政府機関債および住宅ローン担保証券の保有量の削減を継続するとのことです。
今回のFOMCの考察
FOMCでは、現在の雇用ではまだ利上げに耐えれると判断しています。
また、インフレ率を2%に戻す事に強くこだわっており、今後も利上げを継続するという事でしょう。
FRBは、前回と同じく0.75%を発表しました。
市場の予測は、1%上がるかもしれないと思ってたので、予想よりは低めかもしれません。
債権市場には売られすぎた分、少し買い戻しがありそうです。
円安については、今後も金利差は広がり続けると思うので、今後も継続でしょう。
VIXも上昇基調であり、今後も株価は下げる傾向にあると思います。
景気後退が目の前に見えてますので一喜一憂な不安定な株式市場はしばらく続くと思います。
リスクの取り過ぎには注意しましょう。
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