7/11に日本の機械受注統計調査報告(5月実績)が発表されましたので紹介いたします。
ざっくり要約
- 機械受注の状況
- まとめ
機械受注の状況
5月の機械受注実績
2022年4月は、前月比33.6%増であったが、5月は前月比10.1%減の3兆273億円となった。
船舶・電力を除く民需
民需は前月比9.0%減の1兆450億円
官公需は前月比20.1%減の2,676億円
外需は前月比2.4%減の1兆6,154億円
代理店は前月比4.1%増の1,263億円
需要者別実績
2022年4月は前月比10.8%増であったが、5月は前月比5.6%減の9,088億円となった。
このうち、製造業は前月比9.8%減の4,522億円、非製造業(除く船舶・電力)は前月比4.1%減の4,498億円となった。
まとめ
機械受注が縮小しているという結果になりました。
原材料費の高騰により企業の利益が削られて投資に消極的になっている可能性はあります。
また、現状インバータやセンサーなどの電気部品が全く入ってこない状況が続いています。
そもそも注文しても入らないから投資計画を見直すみたいな事も発生しているかもしれません。
需給が改善した頃には景気後退が来て企業が本格的に投資を抑えてしまうかもしれません。
そうなると将来大量な在庫に悩まされる企業もあるかもしれませんね。
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